高校野球　第１１回選手権大会戦歴　優勝は高松商!

今回は、高校野球　第１１回選手権大会の試合結果

を書いていきます。

この大会は、大正１４年（１９２５年）に甲子園球場で

実施されました。

第１１回選手権大会の概略

年々参加校が増加し、この大会は３０２校となりました。

このため、東北地区を２つに分け、青森、山形、秋田を

奥羽大会、宮城、岩手、福島を東北大会としました。

また、九州地区も、福岡、長崎、佐賀、大分を北九州地区、

宮崎、熊本、鹿児島を南九州地区としました。

これにより、地区代表校は２１校となりました。

開会式では、国旗と大会旗の掲揚が初めて行われました。

第１１回選手権大会の試合結果

１ 回 戦

	1	2	3	4	5	6	7	8	9	計
北海中	0	0	0	0	0	1	0	1	1	3
東山中	0	3	0	0	0	0	6	0	×	9

(北海中）手島ー小笠原
(東山中) 森田ー松本、加藤、真野

	1	2	3	4	5	6	7	8	9	計
前橋中	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0
米子中	2	0	0	0	0	0	0	0	×	2

(前橋中）大島ー井上
(米子中) 三井ー中

	1	2	3	4	5	6	7	8	9	計
熊本商	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0
和歌山中	0	0	0	0	0	1	0	1	×	2

(熊本商）古荘ー瀬口
(和歌山中) 小川ー高橋

	1	2	3	4	5	6	7	8	9	計
大連商	2	0	1	2	0	0	0	0	1	6
仙台二中	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0

(大連商）副島ー桜井
(仙台二中) 菊池ー安田

	1	2	3	4	5	6	7	8	9	計
台北工	0	0	1	2	0	0	0	1	0	4
釜山中	0	0	2	0	1	0	2	1	×	6

(台北工）菱川ー古屋
(釜山中) 松永ー宮野

２ 回 戦

	1	2	3	4	5	6	7	8	9	計
高松商	0	2	2	1	2	3	2	2	0	14
東山中	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0

(高松商）宮武、本田ー神田
(東山中) 森田ー真野

	1	2	3	4	5	6	7	8	9	計
第一神港商	1	0	0	3	0	3	0	3	0	10
米子中	0	0	1	0	0	0	0	3	0	4

(第一神港商）町田、山下、町田ー小柴
(米子中) 三井ー中

	1	2	3	4	5	6	7	8	9	計
愛知一中	0	1	1	0	0	0	0	0	0	2
静岡中	0	0	0	0	0	1	2	0	×	3

(愛知一中）伊藤ー水野
(静岡中) 吉田ー福島

	1	2	3	4	5	6	7	8	9	計
和歌山中	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0
早稲田実	0	0	0	0	0	0	0	1	×	1

(和歌山中）野田ー高橋
(早稲田実) 高橋ー平山

	1	2	3	4	5	6	7	8	9	計
大連商	2	0	0	0	1	0	0	2	0	5
長野商	2	0	0	0	0	0	0	0	0	2

(大連商）副島ー桜井
(長野商) 小林ー二木

	1	2	3	4	5	6	7	8	9	計
柳井中	1	0	0	1	2	0	0	0	0	4
釜山中	0	0	0	1	0	0	2	0	0	3

(柳井中）清水ー松本
(釜山中) 松永ー宮野

	1	2	3	4	5	6	7	8	9	計
市岡中	0	0	0	0	0	0	0	1	0	1
長崎商	1	0	1	0	0	0	0	1	×	3

(市岡中）西川、西山、西川、西山ー小田
(長崎商) 小川ー三浦

	1	2	3	4	5	6	7	8	9	10	11	計
秋田商	1	0	0	0	3	0	0	0	0	0	0	4
敦賀商	0	0	1	0	0	1	0	0	2	0	1×	5

(秋田商）佐藤、寺門、佐藤ー渡辺泰
(敦賀商) 荒木ー辻

準 々 決 勝

	1	2	3	4	5	6	7	8	9	計
高松商	2	0	0	0	0	0	0	2	0	4
静岡中	1	0	0	0	0	0	0	0	0	1

(高松商）宮武、本田ー神田
(静岡中) 吉田ー福島

	1	2	3	4	5	6	7	8	9	計
長崎商	0	0	0	0	0	1	0	0	1	2
大連商	0	0	0	0	0	0	1	2	×	3

(長崎商）小川ー三浦
(大連商) 副島ー桜井

	1	2	3	4	5	6	7	8	9	計
柳井中	0	0	1	0	0	0	0	0	0	1
第一神港商	2	0	0	0	0	1	0	2	×	5

(柳井中）清水ー松本
(第一神港商) 町田ー小柴

	1	2	3	4	5	6	7	8	9	計
早稲田実	2	3	4	0	0	2	0	0	0	11
敦賀商	0	2	0	0	2	0	0	0	0	4

(早稲田実）斉木、高橋、斉木ー平山
(敦賀商) 松木、荒木、松木ー辻

準 決 勝

	1	2	3	4	5	6	7	8	9	計
高松商	3	0	1	1	2	1	0	1	0	9
大連商	2	0	0	0	0	0	0	0	0	2

(高松商）宮武、本田ー神田
(大連商) 副島、小松ー桜井

	1	2	3	4	5	6	7	8	9	計
第一神港商	0	3	0	0	0	0	0	0	0	3
早稲田実	2	0	0	1	0	1	0	0	×	4

(第一神港商）町田ー小柴
(早稲田実) 高橋ー平山

決 勝

	1	2	3	4	5	6	7	8	9	計
高松商	0	5	0	0	0	0	0	0	0	5
早稲田実	0	0	0	0	0	0	0	3	0	3

(高松商）宮武、本田、宮武ー神田
(早稲田実) 高橋ー平山

第１１回選手権大会のまとめ

この大会は、四国の高松商が初優勝しました。

夏の選手権大会では、松山商に出場を阻まれており、前年の

春の選抜大会決勝でも惜敗していたが、このことが、

より発奮材料となった。

この夏は、北四国大会でその松山商を破って、全国大会に

８年ぶりに出場しました。

ハイレベルな四国地区を勝ち抜いた強さを大会でも発揮し、

春と夏の両方の大会を制覇した最初の高校となりました。