高校野球　第５回選手権大会戦歴　優勝は神戸一中!

今回は、高校野球　第５回選手権大会の試合結果

を書いていきます。

古い大会の記録となりますが、いろいろと

調べながら書いていくのは楽しいです。

高校野球好きだからでしょうね。

第５回選手権大会の概略

第４回大会は、『米騒動』がおこり、一旦延期が発表された

ものの、騒動がおさまらず、大会中止が発表された。

翌年、復活して再開されたのが、第５回大会。

この大会より、敗者復活戦は廃止となり、純粋なトーナメント方式

の大会となった。

第５回大会の試合結果

１ 回 戦

	1	2	3	4	5	6	7	8	9	計
松山商	0	0	0	3	4	5	0	0	0	12
竜ヶ崎中	0	3	0	1	0	0	0	0	0	4

(松山商）北川ー近藤
(竜ヶ崎中) 岡田、板垣ー塚本

	1	2	3	4	5	6	7	8	9	計
同志社中	0	0	0	2	0	0	0	1	0	3
盛岡中	0	0	3	0	0	0	0	0	1	4

(同志社中）三宅ー三木
(盛岡中) 下山ー村井

	1	2	3	4	5	6	7	8	9	計
小倉中	0	0	3	0	3	3	0	0	0	9
長岡中	0	0	0	1	0	0	0	0	0	1

(小倉中）有田ー花田
(長岡中) 高坂ー中山

	1	2	3	4	5	6	7	8	9	計
慶応普通部	1	0	0	0	1	0	0	0	0	2
豊浦中	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0

(慶応普通部）早川、松村ー那倉
(豊浦中) 和田ー中村

	1	2	3	4	5	6	7	8	9	計
愛知一中	0	0	0	0	0	1	0	2	0	3
鳥取中	0	0	0	0	2	0	2	0	×	4

(愛知一中）大島、日比ー日比、大久保
(鳥取中) 西村ー村辺

	1	2	3	4	5	6	7	8	9	計
神戸一中	0	0	0	0	0	0	1	1	1	3
和歌山中	0	0	0	0	0	1	0	0	0	1

(神戸一中）山口ー石関
(和歌山中) 戸田、橋元ー橋本

準 々 決 勝

	1	2	3	4	5	6	7	8	9	計
長野師範	0	0	0	1	0	1	0	0	0	2
市岡中	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0

(長野師範）山崎ー平林
(市岡中) 里井ー鈴木

	1	2	3	4	5	6	7	8	9	計
慶応普通部	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0
神戸一中	0	1	0	0	0	0	0	2	×	3

(慶応普通部）早川、松村ー那倉
(神戸一中) 山口ー石関

	1	2	3	4	5	6	7	8	9	計
松山商	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0
盛岡中	0	0	0	0	0	1	0	0	×	1

(松山商）北川ー近藤
(盛岡中) 下山ー村井

	1	2	3	4	5	6	7	8	9	10	11	12	13	14	15	計
小倉中	0	0	0	0	1	0	0	1	0	0	0	0	0	0	2	4
鳥取中	0	1	0	0	0	0	0	1	0	0	0	0	0	0	0	2

(小倉中）有田ー花田
(鳥取中) 西村ー村辺

準 決 勝

	1	2	3	4	5	6	7	8	9	計
長野師範	0	0	1	0	0	0	0	0	0	1
小倉中	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0

(長野師範）山崎ー平林
(小倉中) 有田ー花田

	1	2	3	4	5	6	7	8	9	計
盛岡中	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0
神戸一中	3	0	0	0	0	0	5	0	×	8

(盛岡中）下山ー村井
(神戸一中) 山口ー石関

決 勝

	1	2	3	4	5	6	7	8	9	計
長野師範	0	0	0	0	0	2	0	0	2	4
神戸一中	0	2	0	0	0	0	0	5	×	7

(長野師範）山崎ー平林
(神戸一中) 山口ー石関

第５回大会のまとめ

第５回大会を制したのは、神戸一中（現神戸高校）でした。

神戸一中は初戦で和歌山中を破って波に乗り、準々決勝では

常連の慶応普通部、準決勝では盛岡中に快勝した。

原動力となったのは、エース山口弘投手。

２試合連続完封と火をはいた。

決勝は途中までシーソーゲームとなったが、８回裏に打線が

爆発。

9回表の長野師範の反撃を振り切り、兵庫県に初めて優勝を

もたらした。

閉会式のエピソードとして、神戸一中は優勝旗を掲げて場内を一周

するのを断ったそうです。

理由としては、『見せ物じゃない』。

『母校のために、がんばっただけ。』と。

今ではちょっと考えられませんね。