選抜高校野球2016 1回戦(第2日)の見どころや試合結果は?

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選抜高校野球2016の組み合わせ抽選会
が行われ、対戦カードが決まりました!!

試合相手が決まって、さらに盛り上がって
きています。

3月20日(日)の開幕まで、8日間ほど
ありますので、各対戦カードの
見どころなどを紹介したいと
思います。

開幕しましたら、試合結果なども
アップしていきます。

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3月21日(月) 第2日 第一試合の見どころと結果

第1試合
釜石(岩手) × 小豆島(香川)

 釜石小豆島
試合数3938
打率.281.272
本塁打33
三振160155
犠打52103
盗塁10663
失策7677
秋の成績岩手県大会準優勝香川県大会優勝
評価CランクCランク

釜石は部員数24人。
全員地元岩手県出身者。

花巻東盛岡大付などが属する岩手県。
レベルアップが著しい同県で昨秋準優勝。
東北大会でも、宮城の東北相手に善戦。
力はある。

試合を組み立てる意味でも、大黒柱で
エースの岩間大投手に期待がかかる。
彼の活躍が勝利の大きなカギを握る。

最少失点に抑えて、接戦に持ち込みたい。

小豆島は部員数17人。
部員は全員小豆島出身。

部員は少ないが、あなどれないチーム。
なんせ昨秋の香川県大会を優勝

決勝で2-1で破った高松商は後に四国大会を優勝し、
各地区の優勝チームで争う明治神宮大会も優勝。
秋のチャンピオンチームに輝いた。

その高松商を公式戦で唯一勝ったことがあるのは
小豆島だけ。

四国大会では県外初の試合で『よそいきのゲーム』
してしまい、大失敗で初戦敗退。
実力があるのは確か。
エースで大黒柱の長谷川大矩を中心に全員野球で
甲子園に臨む。

【試合の見どころ】
なんと21世紀枠チーム同士の対戦。
両チーム共に大黒柱のエースの出来が
大きくカギを握る。

似通ったデータを持ったチームだが、
釜石は盗塁が多く、小豆島は犠打が多い。
それぞれの得点パターンがうまくいき、
試合の主導権を握ったほうが、優位に
試合を進めそう。

両チーム共に甲子園での大声援は
間違いなく、球場も盛り上がった
接戦になりそう。

実績から少し、小豆島が有利かな。

試合結果

 123456789
小豆島0000000011
釜石00100001×2

(小豆島)長谷川ー植松
(釜石) 岩間ー大尻

試合は両投手の投げ合いになった。
釜石は少ないチャンスで加点に成功。
岩間投手ががまん強く投げ切った。

小豆島もチャンスは多かったが、
思い切った攻めが裏目にでることが多く、
すこしチグハグになってしまったのが
少し悔やまれる。
最終回もあと一歩まで追いつめたが、要所
で岩間投手がよく投げた。

21世紀枠同士の対戦で大応援団の中、
さわやかな試合でした!

 

3月21日(月) 第2日 第二試合の見どころと結果

第2試合
明徳義塾(高知) × 龍谷大平安(京都)

 明徳義塾龍谷大平安
試合数5143
打率.306.347
本塁打1039
三振129177
犠打7074
盗塁6683
失策1923
秋の成績四国大会準優勝近畿大会ベスト4
評価BランクAランク

明徳義塾は部員数100人。
高知の名門校。
近畿圏を中心に有望な県外出身者
が多く入学し、レギュラーをほぼ独占
している。
明徳義塾中学から入学している選手も
多い。

昨秋は四国大会を準優勝。
大会前から馬淵史郎監督
『センバツの出場権は絶対に取る』と
明言して臨んだ大会で見事に権利を取った。

今年のチームは相変わらず堅守は健在。
投手陣はまだ安定していない。
攻撃陣も昨秋は不振だった。

しかし、潜在能力の高い選手たちが多く、
ひと冬で立て直しをしてきているはず。
甲子園での1回戦もめっぽう強い。

龍谷大平安は部員数73人。
こちらも輝かしい実績を誇る名門校。
関西圏を中心に県外出身者が多数
入学している。
地元京都府の有望な選手たちでさえ
レギュラーの座を取るものは大変そう。

春選抜は平成14年に初優勝。
この優勝から、毎年さらに安定した力を
持ったチームで甲子園に乗り込んで
きている。

しかし、クジ運があまり良くない。
1回戦で強敵と対戦し、ハイレベルな
ゲームをするものの惜しくも敗退している。

今年も難敵と初戦で当たってしまった。
エース市岡奏馬と強力打線で、今年こそ
初戦突破し、頂上を狙っている。

【試合の見どころ】
1回戦で最も注目の好カード。
初戦で対戦するのは、正直もったいない。

守備は両チームともに堅守。
投手力・攻撃力で龍谷大平安が有利だが、
初戦の戦い方と監督の采配は明徳義塾が上。

主導権の取り合いになりそうだが、
見ごたえのある接戦の好ゲームに
なることは間違いない。

必ず見るべき試合です!!

試合結果

 123456789
龍谷大平安0120202007
明徳義塾0100000001

(龍谷大平安)市岡ー竹葉
(明徳義塾) 中野、北本、林田ー古賀

(本塁打)橋本、岡田(龍谷大平安)

名門校同士の注目のカードでしたが、
ふたを開けてみると、今回は龍谷大平安
強さが際立つ試合となりました。

まず、打撃がすばらしい。

3回表、4番橋本、5番岡田が連続ホームラン。
特に2年生ながら5番を任されている岡田の振りが
鋭く、すごい選手!!

市岡投手も切れの良いストレートを投げ込み、
明徳打線でも散発6安打に抑えられた。

明徳義塾は投手陣が15安打と打ちこまれてしまい
試合巧者ぶりを発揮できなかった。

試合後のインタビューで原田監督も言っていた
鬼門の初戦を突破した龍谷大平安。

いちやく優勝候補でしょう。
今回は近畿勢が強いですね~。

 

3月21日(月) 第2日 第三試合の見どころと結果

第3試合
八戸学院光星(青森) × 開星(島根)

 八戸学院光星開星
試合数4538
打率.351.292
本塁打2611
三振125115
犠打8470
盗塁5338
失策4532
秋の成績東北大会準優勝中国大会ベスト4
評価BランクBランク

八戸学院光星は部員数95人。
部員のほとんどは全国から集まった
有望な県外出身者で占めている。
外人部隊と呼ばれて久しいが、
実績は確実に上げている。

3期連続甲子園で準優勝の
輝かしい実績を誇るが、優勝はまだない。
最初に『白河の関』越えを成し遂げるのは
同校かもしれない。

そんな可能性を感じる今大会のチーム。
昨秋の青森県大会を優勝し、臨んだ
東北大会は決勝で同県の青森山田
破れて準優勝。
青森県大会の準決勝では倒した相手だけに
悔しい気持ちがありあり。

スーパースターこそいないが、東北で
1,2を争う実力は甲子園でも上位。

開星は部員数53人。
少し前までは県外出身者が多くを
占めた同校だが、現在は地元島根県出身者
が中心のチーム。

いつも大柄でパワーヒッターを揃えている
印象が強い同校。
今年のクリンアップも素晴らしい体格の
持ち主が務めている。

3番 瀬戸口恵大 183cm 90kg
4番 福間塁   180cm 92kg
5番 尾崎文亮  178cm 83kg

威圧感抜群。

エースの吉川貴大も180cm、79kgの
体格から最速143キロの速球を投げおろす。

スケールの大きなチーム作りは全国でも
通用する。

【試合の見どころ】
総合力の高いチーム同士の対戦。
打線はどちらとも強力なので、両投手の
出来次第で試合展開は大きく変わりそう。

少し点が多く入る打ち合いを予想します。
スケールの大きな開星だが、ち密な部分
で試合巧者の八戸学院光星がやや有利と
みます。

試合結果

 123456789
開星0020000002
八戸学院光星00120006

(開星)吉川ー元谷
(八戸学院光星) 桜井ー奥村

両軍の投手も決して悪くない好投手だが、
打線自慢のチーム同士なので、序盤は打撃戦
となった。

八戸学院光星は中押しに成功し、試合を優位に
進め、守っては桜井投手が中盤以降は開星打線
を抑え込んだ。
野球センスの高い選手が多く、やや大雑把な開星
と対照的に相手のミスにつけ込んで、勝った印象。

 

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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